「YouTubeの利用規約の更新について」メールが届いたとの声が急増、偽物ではない?

2019年11月現在「YouTubeから【YouTubeの利用規約の更新について】というメールが届いた」との声が増加しています。

YouTubeの利用規約が変わる、という内容のものですが、中には「偽物では?」「詐欺メールだろう」と考えているユーザーも多いようです。現時点での情報や注意点を紹介します。

YouTubeから「利用規約の更新」メールが届いた

YouTubeから利用規約の更新に関するメールが届く

実際に筆者のところにも同様のメールが届きました。筆者はGmailアカウントを複数所有していますが、そのうち3つにYouTubeからの連絡が。

フクロウ博士

いずれもYouTubeにログインしたことがあるアカウントでした。

内容としてはこんな感じ。最初の方だけ抜粋します。

件名:YouTubeの利用規約の更新について

このたび、読みやすさと透明性の向上を図るために、YouTubeの利用規約(「規約」)を更新することとなりましたのでお知らせいたします。今回の更新により、Googleプライバシーポリシーおよびお客様のデータの収集、処理方法が変更されることはありません。

筆者のところに届いたメールは全て「日本語」で書かれていましたが、中には英語で送られてきた方もいるようです

We’re updating our Terms of Service(”Terms”)to improve readability and transparency. This update does not change the Google Privacy Policy, nor the way we collect and process your data.

内容は共に同じで「YouTubeの利用規約がもうすぐ変わりますよ」というお知らせメールになります。

送信元は「no-reply[at]youtube.com」([at]=@)で、2019/11/7~8に送信されていました。

「送信元が違う」「別の時期に送られてきた」「内容・文章が異なる」場合はスパムメールである可能性が非常に高いでしょう。その場合は

  • メールを開かない
  • リンク(URL)を踏まない

ことを徹底。



YouTubeの利用規約が変更される

メールにもあるように、YouTubeの利用規約が変更されます。変更が適用されるのは「2019年12月10日」です。

現在(2019年12月10日以前)の規約はこちらのページから、変更後(2019年12月10日以降)の規約はこちらのページから確認することができます。

主な変更点は最低限目を通しておこう

メール本文内の「主な変更点の概要はこちらのページでご覧いただけます」という部分から、変更点の概要をチェックすることができます。

中でもいくつかピックアップすると

  • サービス提供者が「Google LLC」に
  • 年齢に関する条件(年齢制限)に関するルール設定
  • 日本の場合は13歳以上、親や保護者が設定していれば13歳以下でもYouTube Kidsを利用可能
  • 制限事項の追加
  • お客様(利用者側)のコンテンツと行動

など。無責任に色々と書くことはしたくないので、とにかくYouTubeの規約ページを一度確認することをお勧めします。

参考 利用規約|YouTube


結論としては

  • 11月8日(7日)にYouTubeからメールが送られてくるのは事実
  • それに乗じた迷惑メールが存在するかもしれない
  • とはいえ「YouTubeが規約を変更する」ことは事実なので、規約ページを一度チェックしておこう

という感じです。

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