YouTubeのライブ配信を視聴していて、チャットに「設定アイコン」がついたユーザーを目にする事が最近ありました。ユーザー名が青文字の方です。
これは「モデレーター」という機能なのですが、まだまだ知名度の高いものでは無いでしょう。この機能は一体どういうものなのか、簡単に解説したいと思います。お役に立てば幸いです。
YouTubeライブの「モデレーター」とは
海外ユーザーのゲーム配信を見ていたのですが、一部ユーザーのチャットコメントに設定アイコンが付いているのが分かるかと思います。
フクロウ博士
このアイコンは、モデレーターという権限を持ったユーザーを示しています。
モデレーターは、配信者が特別に指名したユーザーのこと。モデレーターは、ライブ配信をサポートするスタッフのような人だと考えて良いでしょう。
モデレーターの権限
モデレーターは
- 他の視聴者と対話
- ユーザーを報告・非表示・タイムアウトに
- コメントを削除
する事が出来ます。
また、一般の視聴者には文字数制限や投稿頻度の制限(半角200/全角100文字以内・30秒ごとに3件まで)がありますが、モデレーターに関しては「頻度」の制限が無いとのこと。
このように、モデレーターはチャットを管理するための強い権限があります。
人気配信はモデレーターを指名しておこう
ちなみに、YouTubeは公式に来場者の多い配信にはモデレーターを1人以上指名しておくことを推奨しています。
配信者には雑談やゲーム等に集中してもらい、チャットの管理はモデレーターにもある程度任せよう、という狙いでしょう。特にコメントの多い配信のチャット欄は「荒れる」事が多いですからね。
配信者がモデレーターを指名するには、チャットのユーザー名横にあるメニューアイコンからユーザーをモデレーターとして設定を選択しましょう。また、チャットのテキストボックス横にある丸が3つ並んだアイコンからユーザー名を入力することでも、モデレーターの管理が可能です。
詳しくはYouTubeの公式ヘルプページにも記載があります。下記リンクの中央辺りに「チャットのモデレーターを管理する」という項目があるので、参考にして見て下さい。
まとめ
モデレーターを設定することで、配信者はより配信に集中でき、視聴者も快適なチャットが楽しめるので、信頼できるユーザーに任せると良いのかな、と思います。
視聴者の方は、基本的に「上位チャット」でライブ配信を視聴することをおすすめします。上位チャットについての解説はこちらのページでしていますので、合わせてご確認下さい。
フクロウ博士