2018年5月より、YouTubeに公開されている動画の説明欄に「この動画の音楽」という表示が出るようになりました。
フクロウ博士
YouTubeの「この動画の音楽」とは?
YouTubeの動画説明欄に表示される「この動画の音楽」とは、その動画に使われている楽曲の曲名やアーティスト(作者)名、収録アルバム名、ライセンス所持者が簡単にチェックできる機能です。
こちらは『ピースサイン』(米津玄師)のミュージックビデオです。説明欄の下に「この動画の音楽」として、楽曲情報が掲載されています。
こちらは『Palace』(Sam Smith)のミュージックビデオ。気になった楽曲は「Google Playで今すぐ購入」リンクから、購入することも可能です。
「この動画の音楽」が表示されない曲も
一方で、楽曲によってはまだ表示されていない場合もあります。「この動画の音楽」に記載される情報は、YouTube側が「十分な量の正確なデータが得られたと確信できる場合のみ」表示されるとのことです。
今後YouTubeでは、各レーベルと協力し更なる情報の追加と正確性の向上に務めるとしています。海外メディアCNETによると、この機能はすでに5億以上の動画で利用できるとのこと。
アーティスト側が情報を追加・修正するには
自分の楽曲が使われているのに、「この動画の音楽」に表示がないという場合は
- YouTube公式の「フィードバックフォーム(現在英語版のみのようです)」に情報を入力し送信
- 自身の曲をISNI(国際標準名称識別子)登録機関に登録
することで対応できるとしていますが、どちらもハードルが高そうです。YouTubeでは、自身の契約するレーベル等を通して情報をYouTubeに提供することも勧めていますので、そういった手段を検討する必要があるかもしれません。
詳しくはこちらのヘルプページに記載がありますので、参考にしてみて下さい。
複数の楽曲が動画に使用されている場合
同じ動画に複数の楽曲が使用されている場合、「この動画の音楽」欄に表示されるのはその内の10曲分(登録順)のみです。注意しましょう。
何気なく動画を見ていて、ちょっと気になる音楽が流れていたら、説明欄の「この動画の音楽」の部分をチェックしてみると良いでしょう。お気に入りのアーティストに出会えるかもしれません。
フクロウ博士
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