Twitterのリプライ(返信ツイート)に、下向きの矢印ボタンが表示されることがあります。通常のツイートには表示されないため「何だろう」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
この記事ではTwitterの下矢印ボタンの意味や、実際に押したらどうなるかを検証した結果を紹介します。
Twitterの下矢印ボタンの意味は?
Twitterの下矢印ボタンは「自分向きではない」「会話と関係のない」返信に投票するためのボタンです。リプライ(返信)ツイートにのみ表示されます。
Twitterに投稿されるリプライは、会話とあまり関係のない内容のものであったり、中には自分向きではないと感じるものもあるはずです。
そうしたリプライに対してユーザーが下矢印ボタンを押すことで、Twitter側が「このリプライはあまり関係のない・評価の低いものだな」と判断することができます。
その結果を元に関連性の高いリプライが表示されるようになり「Twitterでの会話がより有意義・快適なものになるはず…」という狙いがあるようです。
下矢印ボタンを利用しようとした際に、以上のような説明が表示されました。
下矢印ボタンを押すとどうなる?
実際に下矢印ボタンを押したところ、ボタンがオレンジ色に変化しました。もう一度押すと取り消しできます。
すぐに表示順が変わったり、投稿が消えたりすることはありませんが、集まったフィードバックを元にTwitter側で表示順等に調整が加えられるものと予想されます。
現在はテスト中か
筆者は複数のTwitterアカウントを所持していますが、一番早いアカウントでは2022年2月中旬頃から下矢印ボタンが表示されるようになりました。
一方で同年3月になっても下矢印ボタンが表示されないアカウントもあるため、一部ユーザー向けにテストを行っている段階のようです。
下矢印ボタンを押したら誰かにバレる?
リプライに対して下矢印ボタンを押しても、誰かにバレることはありません。ツイートの投稿者に通知がいくこともありませんし、下矢印ボタンが押された数が表示されることもありません。
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まとめ
似たような仕組みとして、英語圏で絶大な人気を誇る掲示板「Reddit」にも下矢印(投票)ボタンが導入されています。
Redditでは一つ一つの投稿に対して高評価(上矢印)・低評価(下矢印)のどちらかを選択でき、その評価に応じて投稿の表示順が変わる仕組みが取られています。
読者の皆さんはどのようにお考えですか?