2019年8月にリリースされたLINEの新機能「オープンチャット」。
最大5,000人が参加でき、より多くの人とコミュニケーションが取れるようになるオープンチャットですが、利用にあたり気になるのが「匿名性」についてでしょう。
赤の他人と同じグループトークに入る、ということもあり「本当に匿名なの?」「名前や本垢(アカウント)はバレないの?」と心配になる方も多いはず。
このページではオープンチャットの匿名性について、現時点での情報を紹介しています。実際に管理者からはどう見えているのかも合わせて掲載しています。
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オープンチャットは匿名なのか
オープンチャット機能の大きな特徴として「トークルームごとに個別のプロフィールを作成できる」ことが挙げられます。
普段利用しているLINEのプロフィールではなく、オープンチャット用のプロフィールをトークルームに参加する前に作成することができます。
このプロフィールはオープンチャットのグループトークのみで使用されるもので、普段利用しているLINEのプロフィール情報とは全く別のものになります。
オープンチャット用のプロフィールに本名や自分の顔写真を設定しなければ、本名などがバレる心配はありません。
オープンチャットのプロフィール設定のコツ
オープンチャット用のプロフィールには
- 適当な名前(ニックネームや好きなモノなど、個人を特定されないようなもの)
- 適当な画像(顔は出さない、そもそも設定しない、設定するとしても出来ればフリーアイコンなど”ありがち”なもの)
にしておくと良いでしょう。
オープンチャットの個人情報の取り扱いについて
オープンチャットには様々な利用規約がありますが、その一つとして「個人情報の掲載は処罰対象にあたる」というものがあります。
基本的に、自分から個人情報を掲載しなければ、他の人に自分の情報が漏れることはないと考えてよいでしょう。
一方で注意したいのが「個人情報とは思えないものでも個人を特定できるものもある」ということ。
気をつけたいのが
- TwitterのID
- インスタグラムのQRコード(ネームタグ)
- ゲームのID
などです。これだけで個人を特定できなくとも、Twitterやインスタの投稿内容などから個人を特定されてしまう、ということも十分考えられます。
フクロウ博士
オープンチャットの特徴でもある「匿名性」は「誰が見ているか分からない」ということです。自分の個人情報は自分で守る、という意識を強く持ってオープンチャットを利用する必要があります。
LINEではオープンチャットを正しく使うための安心安全ガイドを公開しています。利用する方は一度目を通しておくことをおすすめします。
見かけたら「通報」を
オープンチャットに参加している他のユーザーが個人情報の交換や掲載をしているのを見かけたら「通報」ボタンをタップしましょう。
通報したことが相手にバレることはありません。
まとめ
基本的にLINEのオープンチャットは「匿名」で楽しむことができますが、中には悪意を持ったユーザーも多く存在します。
LINE IDの交換やTwitter、インスタグラムなどで友達になろうといった誘いには乗らない、自分から不用意に情報を出さないなどを徹底し、マナーを守ってオープンチャットを利用することが大切です。
フクロウ博士